intel 14th Generation CPU Core i5-14600K (Unlocked Version with GPU Function) 14 Core/20 Threads, Maximum Frequency: 5.3 GHz LGA1700, Japanese Domestic Genuine Product BX8071514600K

購入ページが複数存在し、今はそちらでしか売ってないのでそちらにも同じレビューを記載しています。悪しからず。まず第一に、PCパーツオタクではない方にはこのCPUを勧めません。明確な目的をもって買うCPUとなります。ある程度のPC知識はありつつもいまいち選びきれない人に向けてこのレビューを行います。このレビューが参考になる人は以下の人です・Alder Lakeを使っており、なんとなくCPUを変えたいがRaptor Lakeが怖い人。・ゲーム性能を維持しつつ最大限の省電力化を行い、本来の意味でコスパのPCを目指す人。・現在Raptor Lakeを既に使用している人。まず、なぜこの時期にインテルか。intelの13th,14thはCPU自損問題が話題になりましたね。将来的に修正されようがもうintelは買わないという声もよく聞きます。良いと思います。私も、過去のAMDには多数の問題があったのでAMDは買いたくないなって思いintelを選んでいます。では過去のAMDでは何があったのか。これは、最適化されていないソフトウエアではAMDCPUを使うと妙に動作が遅いことがあったのです。今のソフトはそんなことないって言われますが、私がPythonやC#で適当に組んだ最適化度外視のゴミソフトでも同じことが言えますか？今のAMDなら多分大丈夫なんでしょう。でも、もし動作が遅かった時にintel使ってればもしかしたら早かったのかなって思いたくないのです。また、ゴミソフトの動作を改善するにはシングルコアのクロック至上主義になります。そういった意味でも高クロック主義なintelが好みです。XP以前の古いゲームやアプリ、プログラム技術の低い人が作ったフリーソフトでたまに使いたいものがある場合はもしかしたらAMDでは動かない、動作が重い可能性を考慮してください。最近のゲームしかやらない方は素直にAMDでいいと思います。今のゲームでAMDに最適化せずに出すなんてことはないでしょうし、ネットや知識の浅い友人からから意味不明のdisを受けずに済みます。というわけで本編です。私のPCのコンセプトは、可能な限り消費電力を抑えるという所です。同時に、購入コストは下げつつも性能は最大化したいというコスパを突き詰めるという所に楽しさを見出しています。なのになぜRaptor Lakeなのか。世のレビュー者からは消費電力が悪いと酷評です。でも実は、Raptor Lakeって厳しめの電力制限で絞っても全然FPSが落ちないんです。確かに素で使うと消費電力は高いです。これは言い訳の余地なくintelの初期設定が悪いです。14600kの素の設定は、181W(56s)-125Wとなっています。これを私は、125W(5s)-55Wで使用しています。この設定でも日常的な動作からゲームまでほとんど全ての場面で制限を感じることがありません。信じられないと思うので、いくつか実例の画像も併せて貼り付けます。他国籍の方向けに画像は英語で記載しています。文章と違って自動翻訳が効かないのでその配慮です。使用環境は以下になります。CPU:14600kMB:TUF GAMING H670-PRO WIFI D4GPU:MSI RTX 4070 Ti GAMING X TRIOこれをWQHDで如何に快適にプレイするか、消費電力を下げられるかに楽しみを見出しています。MBにあえてDDR4を使っているところに消費電力を少しでも削りたい意思が表れていますね。Apexは強負荷状態で150FPS付近まで下がっていますが、プレイ上このフレームレートの落ちを体感したことはありません。144hz超えてれば私には体感できないようです。そういった強負荷状況って戦況がトンデモないので画面エフェクトや揺れの方が強くてFPSが気になる状態でもないですし。結果は見てのとおりですが、じゃあRaptor Lakeの中でも14700kや13700kを使わないのか？という所を少し話します。消費電力を下げる上でまず重要なのは、素の状態での性能はどうなのかです。見るべきポイントはベースクロックです。ベースクロックとはそのCPUが冷却や電圧、電力の助けなどなく無理なく出せる性能を表しています。ベースクロック比較12600k:3.7Ghz12700k:3.6Ghz12900k:3.2Ghz13600k:3.5Ghz13700k:3.4Ghz13900k:3.0Ghz13900ks:3.2Ghz14600k:3.5Ghz14700k:3.4Ghz14900k:3.2Ghz9800X3D:4.7Ghz245k:4.2Ghz265k:3.9Ghz285k:3.7GhzRaptor Lakeのi7,i9のベースクロックは14600kよりも低い値となっています。しかし、最大クロックや性能などはi7,i9の方が上です。つまり、冷却や高電圧の助けを借りて無理やり絞り出しての高性能という所が読み取れます。逆に言うとなにかしらの制限状態下では性能を伸ばせないという所が読み取れます。P-coreが8個あるのは魅力的ですが、私のように電力制限を行う人にとってはP-core6個よりも性能が伸ばせないという事です。私の優先すべきは判断基準は電力効率です。別の機種に目を向けると、13thと14thは中身は同じでブーストのオーバークロックを行っただけ。14900kは進化したように見えて中身は13900ksと読み取れますね。14900ksが出なかったのは、本質的進化をすることができなかったからでしょう。12thはベースクロックが全体的にRaptor Lakeよりも高く、本質的に良い製品という事がわかります。12thを買うかは大変悩みましたが、raptor Lakeからはキャッシュの増量が行われており、クロックよりもキャッシュによる性能インパクトが大きいと判断しました。Raptor Lakeの自損問題はキャッシュ増量により本質性能がAlder Lakeから悪化したのを解決せず、AMDに性能対抗するためにOCで誤魔化した事による影響です。ベースクロックを見れば本質性能の悪化は一目瞭然です。同時に、私のように電力制限をかけて効率的な運用を行う場合には無縁であり、気にする必要はありません。そしてこのような話題が出てからintelCPUの価格が大きく下がっています。今ここを見ている人は値段が下がっているから気になっているのですよね？今このCPUが何と3.8万円で買えてしまいます。マザボだって1万を切る製品が普通に売っています。このご時世で、珍しく買い時なんです。このCPUで十分じゃないですか？X3Dを買わずに14600kを買い、浮いた10万円で2ランク上のGPUを買いましょう。ちなみに今一番ゲームの電力効率が良いとされているRyzen9800X3Dのベースクロックはなんと4.7Ghzもあります。消費電力が低いのになぜ性能がトップクラスなのかはこの比較でおわかりでしょう。intelしか買わないと誓っている私が乗り換えようかなって考える位には魅力的です。4070tiレベルのGPUなのでintelで十分ですが、6070ti等を買ったときにはAMDに移行してるかもしれませんね。でもギリギリ我慢して245kにするかもしれません。AMD程では無いにせよ、明らかに効率重視に舵を切ったとわかるベースクロックの向上率です。今後に期待です。最後に、違うGPUとCPUを使っている方向けに効率の良い設定の出し方を説明します。MSI After burnerのインストールと画面にGPU使用率が出せるようにしてください。Intel XTU等のbiosに入らなくてもCPU電力制限をかけられるソフトがあると大変素早く設定可能ですが、時間をかければ再起動の連発でのbios編集でもなんとかなります。添付する画像には他国からの閲覧を考え英語記載ですので、ここに日本語で記載します。step:1まずターゲットとするゲームを電力制限せずにプレイしてください。参考画像ではAPEXでやっています。step:2そこからGPUの電力制限をかけていきます。使用電力が下がると思いますが、同時にGPU使用率も増えていくと思います。ポイントは、GPU使用率は95%を超えないようにするという所です。私の場合は40%まで電力制限をかけたところで96%に達しています。98%まで達してしまうとそこからはFPSはガンガン落ちていくので、振れ幅の余裕を見て95%付近が妥当な範囲です。弱いGPUの使用や4kモニターなど既にGPU使用率が95%を超えてしまっている人は、自分の許容できる範囲までFPSを下げていってください。私は240Hzモニターを使用しているので240hzをターゲットとしていますが、144Hzモニターの人はそこまで下げて問題ありません。step:3これでGPUの電力制限が決まりましたね。次にCPUの電力を絞っていきます。この時、GPU使用率が下がらない範囲までガンガン下げていきます。GPU使用率が下がり始めたら、それはCPUの処理が追い付かなくてGPUが待っているという事です。試しに極端にCPU電力を35wまで絞った画像も付けます。GPU使用率が下がり、合わせてFPSも低下しているのがわかりますね。これはCPUを絞りすぎです。私の場合は53w付近がGPU使用率が下がり始める限界値ですが、キリよく55wとしています。というか、35wでもAPEXをWQHD 200FPSでプレイできてしまう実力を14600kは持っているのです。こういった所を前面に出して売ってほしかったなぁ。・・・いや、そうなると自損問題も起きずにここまで値段が下がらなかったでしょうから悩ましいところです。

現在のところトラブルはなし。

■費用対効果 ¥40,000前後ならおすすめ■推奨用途 ・STALKER2等■非推奨用途 ・ネットサーフィン、Youtube視聴等のみのユーザ■使用感 ・少なくともSTALKER2では十分なFPSが出た (マトモなグラボを搭載していることが前提)■良い点 ・スコアはPassmark等で確認推奨 ・大変費用対効果が高い■悪い点 ・なし■まとめ ・2024年時点ではほぼ全ての用途をカバーできると思われる

6700Kからこちらに変更あまり進化していないと評判はよくはありませんがさすがの性能です

12600Kを2021年に組み、使用してきましたが、4年が経過しそろそろ更新 ということでくみました。i5 235と どちらにするか迷いましたが 235 だとDDR5 とLGA1851マザーが必要ですが まだ高価なので14600kで組む場合と比較すると 3万円前後の差があり 14600Kになりました。12600kと比べると 動作が軽く感じますが 温度は安定して私の使い方では室温20℃で通常33℃前後、50℃を上回る事はほぼ無く満足しています。 マザーも同時に MSIのB760系の物で組みましたが 私にはこれ以上の性能は必要無いですね。

ハズレのIntel引いたようで最悪でした。暫くはIntelは購入しないと思います。14世代の不具合は結局は放置されている様な感じですからね、